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IT未経験者が開発現場に入るためにやるべきこと

エンジニア
IT全くの未経験で開発現場に入ることに時間がかかってしまった事と、運よく自社開発の現場に入れたことから今後IT業界に入って開発現場に入ろうとして困った方の参考になればと思い、書いています。
*ここでいう「開発」とは、モバイルアプリやゲームの開発であり、Java,C#,Swift,Kotlinなどを使用する開発現場のことです*
Web系の開発(html/css/JavaScript)は比較的未経験者を優遇しています。

開発の「経験」が無いと開発現場に入れないって知ってますか

IT業界の開発の現場は、ほとんどの場合開発経験を持った人材を募集しています。
開発の現場では、新しく人を育てる暇はあまりないため即戦力が求められます。
育つかわからない未経験者を安く雇うよりも、すでに近い開発環境で経験をしてきたプログラマを雇う方が効率が良いので、そのような仕組みになっています。
では、未経験者はどうやって「最初の」開発現場に入り、経験者となるのでしょうか。
その機会は人それぞれですが、今回は大学まで一切ITには関係の無かった自分が開発現場に運良く入れた経験を紹介します。
参考になるかは環境による所が大きいのでなんとも言えませんが事例の1つとして知っていただきたいです。

IT未経験者が開発現場に入るための企業選び

まず、エンジニアの中でも、開発系の経験を積みたいと思ったら以下の企業に就職しないと開発現場に入るには遠回りになります。
①自社開発100%の企業
②自社開発のある企業
③開発系のエンジニアの居る企業
自社開発をしていても、インフラ、ネットワーク系だったりすると案件や常駐先はその方面になります。
未経験歓迎SES企業の中にも、開発系に力を入れている会社やインフラ系やサポート業務の案件が多い企業など様々です。
自分は②自社開発のあるSESに入社しました。

案件や常駐先は運

営業さんも仕事を取ってくるのは大変です。
営業さんが面談を取り付け、エンジニアに連絡が来て、面談をし、合否の発表となります。
スキルが十分にあれば、引く手あまたですが、未経験の人材を受け入れてもらうには営業さんの努力の交渉が働いています。

案件は運だけど実力

営業さんも技術者を良い案件にと考えています。
もちろん、会社の利益や単価の都合もありますが、営業さんも技術者のためになる案件があれば自分の会社の社員を売り出したいと考えます。
成約するように売り出してくれているのですが、他の会社から実力や経験がある方が来てしまう事もあるので運でもあり、実力でもあります。

未経験者が開発経験の詰める現場に参画する方法

成果物を作りましょう

目に見える成果物が一番です。
何が出来るのかわかりますし、やる気や向上心も伝わります。
私は資格の勉強を長々とやっていましたが、最初から成果物を作成していればよかったと思いました。

未経験から開発者を育ててる企業に入るのが1番です。

しかし、その企業に入社するためにも成果物があった方が良いので、成果物を作りましょう。
Web系の開発をする会社は未経験を受け入れてくれる数が多くあります。
html,css,PHPなどの言語を使った開発にまず入ってみるのもありかもしれません。

未経験者からIT業界へ来た自分の同期の常駐先案件内容

未経験者からIT業界へ来た自分や同期の人たちが関わった案件内容は以下になります。
監視、サポート、ヘルプデスク
レジの機器導入支援
キッティング
車両メーカーの問い合わせ対応
コールセンター
もちろん入社するSES等により案件は大きく変わりますが、もっとITに関係の無い案件ばかり受けている会社もありました。
(漢字検定の答え合わせ業務など)
開発現場に入りたくても開発経験をもっていない未経験者はなかなか参画しにくいのが現実です。

未経験者の私が開発現場に入ることが出来た理由

未経験者の私が開発現場に入ることが出来た理由を紹介します。

自分の力がほとんどなくて申し訳ないのですが、少しでも参考になればと思います。

担当の営業さんが社内開発のリーダーへごり押ししてくれた。

1番大きいのは自分の担当の営業さんの努力です。

入社時からよくしていただいていて、取引先よりもエンジニアの話をよく聞いてくれます。

自分の勉強のモチベーションが下がった時もご飯に誘ってくださったり、定期的に連絡をしてエンジニアの様子を聞いてくれます。

元エンジニアの営業さんが居ると助かります。

自分の案件を紹介してくれるのは営業さんなので、SESの会社の社員さんは本当にもっと営業さんに感謝しても良いと思います。

Twitterで貰った情報を実践した。救われた。

Twitterで愚痴をこぼすと、同じジャンルのRPAに関わる優しい先輩エンジニアさんたちが手を差し伸べてくれました。

ある方は@irohamaruRabbit 自分の会社の営業さんに話を聞いて、どうしたら開発現場に入れるか聞いてくれました。

※そこで聞いたお話をそのままにこの記事は書かれています。

いろはまるさんの紹介記事:フリーランスのRPAエンジニアってどんなことやってるの?

 

ある方は@sup_naka ‏見ず知らずの自分を元気づけようと飲み会に誘ってくださりました。

飲み会ではRPAに関わる優しい人しか居ない不思議な空間で、自分の目指したい方向性がはっきりして、やる気が出ました。エビマヨが美味しかったです。

今も飲み会で知り合った方のツイートを楽しく拝見しています。

自分の職場や常駐先に居るエンジニアさんや先輩に頼れなくてもオンラインで相談してみるのも有効かもしれません。

私はかなり救われました。

努力不足なりに独学をしていた。

努力不足ではありますが、IT業界未経験と自分の年齢27歳に余裕が無い事から
progate,ドットインストール,JavaSilverの資格試験勉強などを行いました。
時間にすると平日は電車内の1~2時間で、休日は0~4時間だけですが。
資格試験勉強については、MENTAでメンターさんという教えてくれる方を雇って、モチベーションを保ちました。
公式サイト:MENTA

営業さんに応える気持ちは持っていた

未経験の自分を気にかけてくれた営業さんに応えたい気持ちは強くありました。

毎週自主的に進捗報告をメールで送ったり、期限を勝手に宣言して何か成果物を作っていました。

営業さんが「参加してほしい」という帰社会には参加し無駄にしないように1人メモを取っていて笑われました。

営業さんへ応えたい気持ちが伝わり自分を推薦してくれたのだと思います。

弊社には200人ほどの社員が居るので他にも候補は沢山居ましたから、本当に感謝しています。

 

社内開発のリーダーに面談でアピールが成功した。

相手がどんな風に感じるか考えながら職務経歴書を作り、書類には書いていない自分の「売り」を話しました。
 転職フェアで聞いた「完全マッチする人材はいないから近い人を探している」という言葉を参考にし、出来るだけ相手の立場に立って考えました。
今までの案件で学んだことの中でも、自社開発に役に立ちそうな、納期への意識やコミュニケーション能力について押し、質問を複数用意しました。
面接?が終わりそうな空気の時に
すみません、もう1ついいですか?

どうぞ。

開発経験を積みたいという気持ちは人一倍強いです!技術への努力は惜しみません!!!

というアピールも全力でしました。

何が良かったかよくないかはわかりませんが、自分の人生の転機と思って臨みました。

結局、運が良かった。

結局は、人に恵まれたと思います。

人のつながりに感謝しますし、自分が先輩から教えていただいた事を未経験の後輩に伝わればと思ってこの記事を書きました。

 

 

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公式サイト:MENTA

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