#10 2次面談の結果は・・・
完全未経験から平均年収を目指すエンジニアです。
有名企業の書類選考に落ち続けて諦めて、未経験者歓迎の企業に入社出来ました。
年収は、18万円×12=216万円です
目標のちょうど半分ですね。
この会社でスキルを付けたり年齢を重ねれば430万円になるのでしょうか。
今の私は、この会社の中では待機と呼ばれる状態の様です。
朝会社に行って貸与のパソコンを棚から借りて、1日中会社に与えられた課題を消化しています。
前回、4人で初めての面談に行ったら2人が受かって2人が落ちてしまったという話をしました。
今回は2次面談なるものの話が来たっぽいのでそのお話を紹介します。
面談の帰り道に早速合否が別れた一次面談でしたが、幸運にも合格できた私ともう一人は会社に戻らずに、次の2次面談の駅へ直接向かうことになりました。
道中で面談の時にどう感じていたかや、なぜ二人が受かったかなどを想像して話していました。
もう一人の受かった子は私よりも若く顔も整っていてイケメンで、好印象なので当然だなと思っていました。
そして次の面談の場所は駅での待ち合わせはなく、ビルの住所を伝えられてそのビルで〇〇さんという方へ面談を受けにきましたと伝えてくださいとだけ言われていました。
移動すると面談予定時刻の15分前だったのでちょうどいいと思いそのままビルの中に入りました。
今度のビルは1時面談の時と違い立派なエレベーターや新しい目の建物だなと感じました。
受付で面談の者ですと伝えると、二十代後半ぐらいの長身細身のメガネをかけたシュッとしたいかにも仕事ができそうな男性が、こちらでお待ちくださいと10人程度のキャパの部屋に案内してくださりました。
今回の部屋は完全に密閉されていて周りの声もほとんど聞こえません。
緊張して待っていると、ドアの音が聞こえて先ほどの長身細身の眼鏡の方ともう一人男性が入ってきました。
そのもう一人の男性がいかにもいかつく、40代くらいで金のメガネをかけており筋肉質でピンクのワイシャツに金色の太いネックレスを首からかけていました。ピンク色の Y シャツは第3ボタンくらいまで外れており、この面談は大丈夫なのかと心配になりました。
一次面談と同じように自己紹介をするように言われました。
そして自己紹介が終わると、その内容について質問をいくつかされました。
私は Android Studio の話やエクセルの話を少し掘って聞かれました。
アプリを作ったことがあるのかに対しては簡単なボタンを押すと色が変わるだけの画面を作っただけですと正直に答えました。
Excel についてはもぐらたたきゲームを作ったことも正直に答えました。
VBA のところに結構食いついていたように感じましたが、フラットな状態ではなく金色ネックレスのいかついおじさんが気になって緊張し過ぎていないかと心配になりながら話していたので内容は曖昧にしか記憶していません。
それらが終わると相手側の企業についての説明をしていただけました。
元々は靴のインソールを作る企業であったこと。今でもインソールはプロアスリートの方に使用されていてこのオフィスにもよくアスリートが来るという話。
もし面談に合格した場合はこのオフィスで研修を受けてシステムを作るという話
システムは大手の建築業者などで使用されるシステムだけど、新しい技術なのであまり内容が言えないこと。
などを説明してもらいました。
面談が終わると会社に連絡し、既に5時を過ぎていたこともあり今日は直帰して良いですと言われました。
一緒に行ったイケメン君と面談の方がとてもいいか使った話などで盛り上がりながら帰路に着きました。
面談の方はイカ使ったですがオフィスやビルは新しく綺麗で何かしらのシステムを作れるかもしれないしかも研修付きということで是非面談に受かりたいと思いました。
そして次の日会社に行くと一次面談で落ちてしまった二人が他の面談に行くように営業さんに言われていました。
私とイケメン君はいつもと同じように会社のエクセルの研修をしていました。
結果がまだ出ないのかまだ出ないのかとソワソワしましたが、何もできることはないので2時面談で質問した合格した場合に備えて何ができるかという質問に対して VBA を勉強しておくと役に立つよと言われていたので VBA について調べたりしていました。
二日間結果が出ずに担当営業さんから午後になって呼び出されました。
他の社員さんも近くにいる状態だったので皆がいるところで言うということは結果は合格だったのだろうと思いながら話を聞くと、面談の結果の話ではなく次の面談があるので行ってほしいという話でした。
次の面談では今結果待ちの案件があることは言わずに面談に行くように念押しされました。
そして次の面談は一人で指定された駅に行きまた初対面の営業さんと落ち合うという話でした。
こういうシステムが一般的なのかと思いながらその日の午後に指定された駅に行きました。
駅に着くとまた初対面の営業さんがおり、面談の場所のビルまで案内してくださいました。
面談まで少し時間があったので営業さんから業務についての説明がありました。
この現場ではドイツの有名な車の企業の法人向けのサポートをするそうです。
ほとんどの業務内容は電話を受けてから過去のパターンを検索し結果や調査方法についてを折り返し電話を返すというものだそうです。
英語でのやりとりも少しあるらしく私の経歴書の英検2級であったり前の職場のコールセンターでの英語を担当していたことがこの案件に読んでいただけたわけかなと想像しました。
面談が始まり面談はインド系の海外の方と50代くらいの男性の方と私と初対面の営業さんとで始まりました。
いつも通り自己紹介をしてそれについて少し質問をされ、
その後相手側の業務についても説明がありました。
ほとんどは営業さんの言っていた通りで追加で土日祝日のシフトでの勤務があったり勤務地が面談の場所ではなく私の自宅からは少し遠い一時間半ぐらいのところにある話などが聴けました。
最後にインド系の海外の方から英語で会話してもいいですかと聞かれ、英語で少し雑談をしました。
私は海外在住経験もなく高卒程度の英語しかできませんので基本的な会話をしただけですが、家族の話や私の趣味の話で少し特徴的な経験をした話などをすることで柔らかい穏やかな雰囲気で面談を終えることができました。
面談を終えて会社に帰ると一緒に一次面談を受かったイケメン君が営業さんに呼ばれているところでした。
営業さんから私も一緒にと呼ばれ個室に入りました。
そこでおめでとうございます面談に合格しましたと言われ、少し前に受けた金色ネックレスの企業に合格することができたようです。
営業さんも喜んでいましたし私も浮かれていましたしイケメン君も同じ気持ちだったように思います。
浮かれていてあまり考えなかったのですがその時に営業さんから、制服があるらしいので靴のサイズと服のサイズをざっくり教えてくださいと言われました。
ざっくり伝えて業務開始日までは自宅待機で良いとのことなので3日程自宅待機することになりました。
自宅でも出勤のチェックや研修のチェックなども全くないので平日にしかできない役所の手続きや銀行の手続きなどを済ませて待ちました。
次回は合格した面談の現場の話をできたらと思います私が想定していたものとは全く違う現場でした。
#11 初めての現場へ行くも工事現場に連行されました・・・
完全未経験から平均年収を目指すエンジニアです。
有名企業の書類選考に落ち続けて諦めて、未経験者歓迎の企業に入社出来ました。
年収は、18万円×12=216万円です
目標のちょうど半分ですね。
この会社でスキルを付けたり年齢を重ねれば430万円になるのでしょうか。
今の私は、この会社の中では待機と呼ばれる状態の様です。
朝会社に行って貸与のパソコンを棚から借りて、1日中会社に与えられた課題を消化しています。
前回、2次面談に合格して、現場が決まったという話をしました。
今回はその新しい現場でのお話を紹介します。
前回お話しした2次面談の結果待ちの間に他の現場の面談を受けていました。
そちらの話からしたいと思います。
他の現場というのはドイツの車の企業のサポート業務というような内容でした。
こちらの面談は合格したという通知が営業さんには来ていたようで、後日あの案件は断っておいたので大丈夫ですよと営業さんに言われました。
あたりまえかなとは思いますが私に案件を選ぶ権利はないのだなと思いました。
そして本題の新しい現場初めての it 系の企業に入ったあとに働くことのできる現場の紹介をします。
一次面談の時は不動産関係だが中身は言えないと言われており二次面談に合格したということを把握しながら聞いていただけると幸いです。
新しい現場に行く数日前に営業さんからメールが来ました
内容は、新しい現場では人の交代があり、今はパソコンと席に空きがないのでその空きが出るまで他の現場で少しの間研修をしておいてほしいという内容でした。
そのため研修はこちらの駅に朝8時です。
と言われました。
駅は私の最寄り駅から2時間片道かかる駅でした。
初めての現場への出勤日は朝の5時半に起き6時の電車でその駅に向かいました。
駅に到着すると、一緒に面談に受かったイケメン君と合流し待っていると携帯に電話がかかってきました
ロータリーの方に来ると降りたらすぐのところに白いバンがいるのでそれに乗ってと言われました。
指示通りロータリーを降り白いバンに乗ると後ろの席にはすでに四人ほどの若い人たちがバンに乗っていました。
そして運転手の方から「これから行くところが現場になるからよく覚えておいて」と言われて車で5分程の場所まで運んでもらいました。
車を駐車場に止め入り口まで歩いて行き入館証のようなものをもらいます。
その時に自分の名前と所属会社を書くのですがこの会社名を書くようにと言われて、見たことも聞いたこともない企業の名前を記載して入館証を貰いました。
そして車の所に戻りトランクを開け運転手の方に言われました。
「これに着替えておいて、まああんまり人もいないしここで着替えちゃっていいから」
そこに置いてあったのは灰色の作業着とヘルメットと安全靴と言われる工事現場でよくそういう人いるよなというような代表的な格好でした。
イケメン君と目を見合わせながらその服に着替え営業さんに合格の通知と共に服のサイズなどを聞かれたのはこのためだったのかと愕然としました。
そして着替え終わると建物の中に案内され、建物の中にはザ工事現場のような6人の方々が待っておりそのボスのような人に私たちは紹介され手伝うように言われました。
内容としては大きく分けて三つあり、指定された工具を持ってくる、何百キロもある荷物を支える人の一人になり荷物が通路にぶつからないように運搬を手伝う、フォークと呼ばれる機械でトラックに荷物を積むときにオーライの掛け声をする
です。
何の機械を運んでいるのか何のためにどこからどこに運んでいるのかも全くわからずこの施設がなんなのかも分からないまま1日の仕事が終わりました。
1日短期バイトで引っ越しのバイトをした時のような疲れで帰りの電車はぐっすり眠って帰りました。
そして明日からは駅から現場まで徒歩で行くように言われ、これはいつまで続くのだろうと不安になりました。
it 系の企業ってこういったところにも派遣に行ったりするのでしょうか。
次回は工事現場で起きたことについて紹介します。
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