#1 自己紹介
今回は完全に it 系未経験者が平均年収430万円を稼げるようになるのかという話を紹介します。
まず私の自己紹介をさせてください。
私は27歳の it 系完全未経験の男性です。
この企画を始めようと思ったきっかけは、it 系に就職して日本人の平均年収である430万円を稼げる人間になりたいと思ったからです。
私の今の年収は200万円程度なので平均年収とはいえ430万円というのはとても遠い数字に感じますが、いつの日か達成できることを願ってこの企画を始めました。
自己紹介が続いてしまい恐縮ですが、私は27歳の男性でこれまで正社員として企業に所属していたことはありません。
アルバイトや契約社員として水道局の電話応対をしていました。
転職先をit 系に決めた理由は電話応対をしていた企業から正社員へのオファーをいただいたのですが、上司の働き方や待遇を見たり聞いても自分が将来そうなりたいと思わなかったこと、お付き合いしている方と真剣に将来を考えたいことが理由で平均年収の高い業界に転職しようと考えました。
全くの未経験でスクールに行くわけでもなく正解もわかりませんが自分なりに努力して進んで行こうと思います。
私の現在の it 系のスキルは、WordPress でのブログを一つ趣味で立ち上げた程度。
マイクロソフトワードファイルは何度か使ったことがありますが Excel や PowerPoint は苦手です。
プログラムについては何も分かりません。
私の it 系へのイメージはパソコンの真っ黒い画面に難しい英語をカタカタと打ち込んで在宅ワークをしているイメージです。
こんな私ではありますが、IT系の先輩方また社会人の先輩方何かご助言がございましたらコメント欄へお願い致します。
業務への関心というよりは年収への魅力で転職しますので今後の進み方次第で方向性が変わることもございます。ご了承ください。
それでは次の回からさっそくIT系企業への面接を受けてみた結果を報告させていただこうと思います。
#2 完全未経験者の転職活動
完全未経験から平均年収を目指すエンジニアです。
現在の年収は、18万円×12=216万円です目標のちょうど半分ですね。
こんな私でもスキルを付けたり年齢を重ねれば430万円になるのでしょうか。
完全未経験の27歳の私がIT系の企業に入社するために使ったサイトはマイナビになります。
大卒でろくに就活もしてこなかったので、他に方法が思い当たりませんでした。
同級生の話で、エントリーシートを書いたり、何百社に応募して書類選考に落ちたり、お祈りメールがあるとかいう話は聞いたことがありました。
まずはマイナビのサイトを開き、希望条件を入力します。
東京勤務の年収350万円以上の上場企業などで検索をはじめました。
しかしここでようやく初めて一口に it 系といってもたくさんのジャンルがあることを知りました。
Web エンジニアや組み込みエンジニアサーバーエンジニアインフラエンジニアデザイナーなど全く意味のわからないジャンルがたくさんあります。
そして私が思ったのは、ひとまず名前の聞いたことのある企業に応募してみようということでした。
マイナビに登録されている企業の中で自分が今まで生きてきて名前の聞いたことのある企業様宛にたくさん応募をしてみました。
マリオのゲーム会社とか通販ショップ運営サイトや自動車会社など、手当り次第です。
マイナビのサイトによると一人当たり平均20から30社応募しているということですので
手当たり次第に20社応募してみました
後から考えると分かるのですが、このとき応募したのは東証一部上場上場企業ばかりで完全に未経験の私が書類選考を通るはずもなく、20社すべてに書類選考落ちをくらいました。
半分くらい落ちたり返事がない所で、なかなか未経験の就活しかも27歳には厳しい世界だなと気づきました。
ここで今まで自分が生きてきて聞いたことのある名前の企業という括りを外して、it 系企業という大きな括りで探してみることにしました。
すると中には未経験歓迎や完全未経験者活躍中と言った募集の謳い文句の企業がちょこちょこと出てくることに気づきました。
この頃私はもちろん SES という単語も知りませんし受託と自社開発という単語も知りません。
そこで10社ほどのIT系っぽい謳い文句のの企業に応募してみました。
すると数日後に3〜4社から2次面接へのメールが来ました。
IT系に近づけた気がしました。
もちろん私が書類選考を通過した企業は全て SES 企業でした。
そして合計で30社程度の応募をし、最終選考に2社残りました。
そして27歳にして初めての面接に行くことになります。
ずっと関東の田舎の方に住んでいたので、東京の知らない線の名前の聞いたことのある駅で降りて
安物のペラペラスーツと革靴で立派なビルにビビりながら面接に行きました。
面接企業の入口に受話器があって、それを持ち上げて話をするシステムはなんか緊張しますよね。
面接で聞かれた主な内容は、it に関する知識、プログラムに関する知識、なぜ IT 系への転職をしているのかという点、今までの業務でのスキルについてでした。
私はひとつ前の回で話した通り it 系に関する知識もプログラムに関する知識も全くありませんでした。
この頃は無駄な事も分からずに、エクセルを触ったことがあります、自分のウェブサイトを WordPress で作っていますとアピールのつもりで話していました。
今考えるとそれらを話すことで底が見えたと言うか自分の実力を露呈しているにすぎないアピールになっていたと思います。
そして、2社残っていた最終選考の中から…
新宿のある1社に内定をいただきます!
めちゃくちゃ嬉しかったのと、「やってやるぞ」みたいな気持ちが溢れていました。
年収こそは、216万円とのことでしたが、技術力を磨けば給料が上がるだろうという楽観的思考で特に問題には感じていませんでした。
初日は、「面接をした場所に筆記具と印鑑とモロモロを持ってきてください」とだけ言われ
4/1にビルに行きました。
新宿○○駅から徒歩1分のほっそいほっそいビルで、とてつもなく重い透明のドアを開けてビルに入り、定員5名のエレベーターに乗って10Fのオフィスに行きます。
初めての会社のオフィスは、白い長机が3列と待合スペースのみの20人程度の収容できるオフィスでした。
ハキハキとした態度で初日くらいは過ごさねば。
若い人も多いなあ
といった印象の中、入社手続きが始まりました。
すると、他にも既に入社手続きを数日前に済ませた人が3人ほど居たようで、パソコンで何やらカタカタ作業をしていました。
皆若くスキルがあるように見えて、自分だけが年老いてノースキルなのかと心配になりました。
入社手続きに必要な書類を書き終えると、会社の説明を受け、教育担当の30歳くらいの方に「君は何のエンジニアになりたい?」と聞かれて、ここでエンジニアの分類の説明を受けました。
初めて求人を見たときにわからなかった、フロントエンジニア、インフラエンジニア、などの意味をわかりやすく教えてくださりました。
この場では私は答えを保留にして、帰りの電車や家に着いてから、「エンジニア 年収」や「フロントエンジニア バックエンドエンジニア 給料」などで沢山検索をして、わからないなりに給料が高そうなモバイルアプリエンジニアを目指したいと思うようになりました。
そして、次の日にその希望を伝えましたが、「あーフロントエンドエンジニアね、はーい。」と言われてあっさりだったので肩透かしでした。
今思えば、この教育担当の方は特に意図はなく聞いていて、案件や現場を持ってくるのは営業さんだったので、こんな返事でも当然でしたね。
こんなかんじで、無事に?IT系企業っぽい企業へ完全未経験から入社することは出来ました。
平均年収430万円まではまだまだ遠い道のりですが、自分なりには大きな一歩のつもりでしたが色々なことがこの後に起きます。
次の回は、担当営業さんが付いた話や、初めての案件の面談の話を紹介します。
よろしくおねがいします。
#3 待機ってなんですか
完全未経験から平均年収を目指すエンジニアです。
有名企業の書類選考に落ち続けて諦めて、未経験者歓迎の企業に入社出来ました。
年収は、18万円×12=216万円です
目標のちょうど半分ですね。
この会社でスキルを付けたり年齢を重ねれば430万円になるのでしょうか。
タイトルにもあるのですが、今の私は、待機と呼ばれる状態の様です。
朝会社に行って貸与のパソコンを棚から借りて、1日中会社に与えられた課題を消化しています。
課題の内容は、ExcelやWordの操作で、Excelの関数を使ってデータを処理したり、Wordの色や背景を変えて見本通りにしたりします。
こんなんでお給料もらうなんて、大学生より楽だなあと思ったり
こんなことしていては、エンジニアになれないだろうなぁと思ってはいるものの、同時期に入社した若者達も同じ様に課題を消化しています。
待機というのは、自分の今居る会社内の用語かもしれないのですが
働く場所が決まっていない自分のような人を指す様で、他の現場で働いていた人も1日だけ一緒に待機で過ごしましたがすぐに居なくなりました。
営業さんに昼休みに聞いてみると、次の現場が決まったそうです。
1日で決まるなんてすごい人なんだなあと思って少し焦る気持ちも出てきました。
同時期に入社した5人は完全未経験のようで、一人だけプログラミング経験のある21歳の男の子が居ました。
Cobolというプログラミング言語を書いたことがあるとのことで、課題の合間に調べましたが、求人も高給なものが多かったです。
でも、初心者向けプログラミング言語と調べると、JavaとかPHPとかJavascriptとかは出てきますが、Cobolは見当たらないので難しいんだろうなあとなんとなく思います。
詳しい方、教えて下さい。
また、プログラミング言語別の平均年収ランキングを調べてみると
1位Javascript
2位SQL
3位C#
とのことで、こうなってくるとJavascriptっていうのに惹かれそうになるんですが、プログラミング言語にはそれぞれ作りやすい物があるみたいで、
Javascriptはウェブサイトなどによく使われると書いていました。
ウェブサイトはWordPressでブログを書いていてあんまり魅力を感じないので向いてないのかもしれないです。
なんとなくだけど、携帯のアプリとか作りたいなあと思うけど、KotlinとかSwiftってのは、やっぱり難しいんでしょうかね。
初心者にはProgateとかが良いってのも見かけるのでやってみようかなと思います。
会社での話に戻らせて頂くと、毎日会社から与えられた課題はやるのですが、
たまに個室に呼ばれて面接の練習もやります。
そして昨日営業さんに呼ばれて個室に入ったときに、「あなたの担当営業になったから、よろしくおねがいします。」と言われました。
新人営業さんらしくて、2年間エンジニアをやってから営業になったとかとのことでした。
24歳で年下なんですが、ハキハキしててさすが営業さんだなあと思いましたが、エンジニアのときの話を色々聞きたいのですが、あまり感触が良くないので聞きにくい様な状況です。
嫌なことがあったから営業になったのかもしれないですよね。
面接の練習では、椅子と机と画面があって、2人入るときついくらいの狭い個室でスキルシートというものを手に練習します。
自分の今までやってきた仕事(とは言っても大学のバイトとコールセンターだけですが)を話すだけですが、目線や表情、話すスピードについて色々と教えてもらえるので
色々な企業の面接受ける前に知ってたらもっとたくさん内定もらえてたかな、なんて思いながら面接の練習をしていました。
自分ではわからない言葉の癖だったり、大げさなくらい直さないと染み付いた姿勢とか話し方は治らないし気付けないのでありがたいですよね。
それにしても、これから働く場所に行くのにまた面接をして、自己紹介してください。なんて言われるのだろうか。とも思います。
それなら、最初からそこで働けばいいのに。
待機って変な仕組みですよね。
#4~#6
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