今回はSES企業に所属している方が、配属先決定のための面談で聞かれる内容について紹介します。
自己紹介
私はSES企業に3年勤務しており、10以上の現場を経験してきました。
また、現在は自社開発の企業に所属しており、面接を行う立場でもあります。
その経験から面談で聞かれた内容などを紹介していきます。
以前にエンジニア御用達のMENTAというサイトで、以下のような質問を受けたことがりました。
質問内容を紹介します。
現在、あるベンチャー企業に転職し、エンジニアとして研修を受けました。
そして、来月から開発案件に移行できるのですが、何を聞かれるか検索してもパッとしません。
経験者の方、こういうこと聞かれたよというのがあればその情報をいただきたいです。
面談で聞かれる内容はたった3つ
早速、面談で聞かれた内容や、私自身が面談で行っている内容について紹介します。
面談で聞かれる内容は、大きく分けるとたった3つです。
今までの業務内容と、現在のスキル、その他の性格面などについてです。
それぞれ面接側がどのような意図で聞いているかや、面談に通りやすい回答について紹介していきます。
1.今までの業務内容
まずは1つ目の「今までの業務内容」についてです。
こちらは、単純に業務内容からあなたのスキルを見る意図もありますが、それ以上に面接を受ける側が沢山話すターンでもあります。
この沢山話すというのがポイントで、自分の行ってきた業務を何もわからない人に対して要点を押さえて説明できるか。
というのが面接者の見ているポイントであったりもします。
面接をしていてここでよく見るのが、「話が助長になる」「自分目線で話していて相手に内容が伝わらない」ということがよくあります。
「話が長くなる」のはエンジニアあるあるなのですが、コミュニケーションがある程度できる方は、ダラダラと話しません。
そもそもこの質問は想定できる質問なので、その場で考えて付け足したり思いつきで話している様子は良い印象は与えないですよね。
事前に準備したものを端的に話すようにしましょう。
相手に伝わるように話せ
次に、「相手に伝わるように話せない」点についてです。
ありがちなのは、前の現場の現場内でしか使わない用語を一般的な用語として使用してしまって話すことです。
ここはセンスを問われる部分でもありますが、専門的な単語でも響きから内容が想像できるものは使って構わないと思います。
しかし、現場内の用語をさも当たり前かのように話すことで、あなたは空気の読めない、相手の気持を考えることの苦手な人間と思われてしまいます。
前の長くなりすぎない事とのバランスは難しいですが、異なる分野の方や新社会人が聞いてもわかるような説明ができると良いと思います。
具体的によく聞かれた質問の例
具体的によく聞かれた質問の例を紹介します。
・業務工程で関わったことがあるのは、どこからどこまでか?(要件定義〜設計〜製造〜試験)
・1番好きな言語は何か?
・好きな言語以外の業務はしたくないですか?そうであれば何故その言語が好きですですか?
・休日はどんなことをして過ごすか?
・将来どうなりたいか(ゴリゴリ書く人かマネジメントの方かみたいな)
・マネージャーになってどんなことをしたいか
工数管理 エンジニアの立場に立ったマネジメント
・どんなマネージャーになりたいか
・健康上の問題はないか?
まとめ
開発現場に入るというのは、エンジニアとして大きな最初のステップのうちの1つですよね。
その面談で聞かれそうな内容については、自分なりにシュミレーションしてある程度の答えを準備しておくといいかもしれません。